KART ACTIVITY DIARY

長いこと日記ほ放置してすいません。もっこりです。

設計・材料調達・製作、その全てに例年とはひと味違う苦労を重ねて、いくらか前に、ようやくフレームが完成しました。
今はいろいろフレームから生えてきて、みるみる車っぽくなってきています。
フレーム担当としては、とりあえず肩の荷がひとつ降りたのもあり、続々と色々完成してくるのもあり、製作の中で最もテンションの上がる時期です。

溶接担当としては、今まではフレームという巨大なものを大電流を使って溶接していたのが、今となっては、すごく繊細かつテクニカルな溶接を要求される時期となっているわけです。それも大量に。
これがしんどい・・・
工場の奥で10年以上眠っていたという噂の、昨年まで使っていたものの2倍のお値段の高級な溶接機を引っ張り出し、部品交換等の整備を施し、ガスレンズやらを装備し、ガスボンベを2本使って裏側からもシールドするようにするなど、すごーく大幅に溶接環境をグレードアップしたので、みんなからのムチャぶりも華麗にこなしてやろうという気でいたのですが。


難しいもんは難しい

まだまだ修行が足りんです。多分、溶接機をもっと使いこなせば、いろいろと対応できるんですけどね。
今日も溶接がんばります。


次は、時期溶接担当最有力候補、井澤くんお願いします。

日記をご覧の皆様、こんにちは。
次期溶接担当最有力候補を拝命いたしました井澤です。
とはいっても、まだ10回に1回まともな溶接ビードが引けるか
引けないか、というレベルでは名前負けも甚だしいところですね。
常々森さんの華麗なる溶接美技を目の当たりにしている身として
は、「いつか自分も」と奮い立たずにはいられません。
向こう半期のうちには実戦投入させてもらえるような段階にまで
持っていきたいのですが…。

さて、皆様本日の写真が何だかお判りでしょうか？ハンドドリルの先端に付くのは、センターでもタケノコでもなく。

泡立て器？

今日は噂に聞くホワイトデー。

そうか、これで生クリームをかき混ぜてケーキを作ったのか。

…残念。

これでかき混ぜたのは生クリームではなく、発泡ウレタンです。
原液を混ぜる際は人力では追いつかないのでドリルミキサーを使えという注意書きに従い、
急遽KARTが開発しました。
あの見事な混ぜっぷりを是非皆様にもお見せしたかったですね。
この発泡ウレタンをドライバーが座ったコックピットに流し込み、シートの原型を作製しました。

フレームが完成し、これからは様々な周辺パーツが組みつけられていく段階。
日々目に見えて変わっていく車体は、シェイクダウンまでの待ち遠しさを更に増長させます。
一週間後、二週間後にはどんな姿を見せてくれるのか、楽しみです。

次回の日記は、昨日フレームにマスターシリンダーが付いた事を祝して(？)
ブレーキ担当の大橋さん、よろしくお願いします。

どうも大橋です。

しばらく日記を放置しているうちに、前々回の日記でもっこりさんが紹介していた高級な溶接機がボンッと煙を立てて故障するなど、いろいろなことがありましたが、タイトルの通り、本日午後３時頃、作業場の定盤の上にそろりと着地しました。
いや～着地の瞬間というのはいいものでした。並々ならぬ充足感。
このときのために、毎日夜中の10時までしこしこと活動してきたんだなって思います。

着地の後、そのとき工場にいたメンバー6人で小さな試乗会を開きました。サスペンションの動きや、自作シートの乗り心地、操作系の位置などを確認し、今年の車両は速そうだ。などと楽しくおしゃべりしていたところ、事件発生。

ステアリングホイールとお腹の肉の干渉が1名で確認されました。
解決策は1択です。


着地したKZーRR10の写真を添えたかったのですが、僕の携帯が壊れていて撮影できませんでした。
残念ながら皆様に披露するのはしばらく先になってしまいました。

車両完成まで残されたタスクは数えるほどなので、順調にいけば、次の日記の頃にはシェイクダウンを告知できることでしょう。順調にいけば…

次の日記は登場頻度的に中澤さんお願いします。

華麗にパスカットが決まりました．

それもそのはず，ついに！　今年度車両がシェイクダウンしました！　
去年の車両と見た目が似ていますが，れっきとした新年度車両です．　拾号機こと"KZ-RR10"です！

これで3年連続3月中シェイクダウンを達成　一時はどうなることかと思いましたが，なんとかここまでこぎつけることができました…

しかし，やっとこさ走り始めただけ，やることは山のようにあります．昨年の大会での悔しい思いをはねのける最高の成績を残すべく，これからも全力で突き進みます！
今後ともKARTの活躍に是非ともご期待ください！