9月8日

 日程が大幅にずれ込んだ結果、かなりタイトなスケジュールとなった三日目。前日より30分早くピット設営を行い、プラクティスへと向かった。天気は台風一過の快晴。スケジュール変更の結果、アクセラレーション、スキッドパッド両競技がワンドライバーのみの走行となり、またプラクティスに割ける時間も一回分しかなかったので、二競技を一人のドライバーが走行することとなった。早朝まで降り続いた雨により路面が濡れていたがどちらも早い時間にこなしておく方が大会としてよいだろうという意見でコースオープン後直ぐに行った。アクセラレーションはタイム4.538秒、得点48.59/75、10位と比較的上位につけることができたが、スキッドパッドはドライバーがほとんど練習できていなかったこともあり、タイム6.079秒、得点6.50/50、18位と振るわなかった。

 再びプラクティスを走行した後、オートクロス会場へと向かった。予定では昼休憩後すぐの走行を予定していたが、若干前倒しされた結果昼前にワンドライバーが走行することとなった。

 一周目は無難に走行し二周目になってスピードを少し上げたその時だった。一瞬車両が流れたかと思うと次の瞬間スピン。気を取り直して走行を続けたものの一周目に比べて20秒近いタイムロスを記録することとなった。このスピンにより昼休憩後の走行に期待が大きくかかることとなった。

 その二回目の走行。一周目にして一回目走行の記録をあっさり更新すると期待に押しつぶされることなく二周目は5秒近くタイムを縮めて走行。記録を81.031秒、得点55.18/150、19位とした。

 オートクロス走行大学は27校であり決してよい成績ではなかったが、翌日のエンデュランス走行へつながる結果であった。

 オートクロス走行後、スケジュール変更のために走行できなくなったドライバーもぜひ走行してもらいたいということで得点にはならないがアクセラレーションとスキッドパッドを行った。午前中はやはり濡れた路面で走行したことが大きかったようで、この午後の走行の方が良いタイムであった。その後エンデュランスに向けてもう一度プラクティスを行い、この日の走行は終了した。

 大会としては午後4時よりエンデュアランスがオートクロスのタイム順に行われ、計6台がこの日走行した。しかしその上位6台中3台がリタイヤし、改めて耐久の厳しさを教えられた。

Previous Top Next