9月14日
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大会3日目。前日のオートクロスが2位と大健闘したためなんとエンデュアランスの出走順は1番目の午前8時。気温も低く、前日のオイル処理の石灰がコース上に大量にまかれたままという最悪のコンディションではあったが、トップチームの上智大学と一緒に走ることのできるという最高の舞台となった。


▲ エンデュアランス、慎重に走行開始!

午前8時半、ついに出走!最初のドライバーは3回生の正富祐貴。どうしても経験不足が否めずミスをしないようゆっくり慎重に走行するようにピットからの指示が飛んだ。それでも大舞台で緊張したのか痛恨のスラローム不通過というミス!これでペナルティが20秒加算され、またそのミスに伴うタイムロスもあって約40秒を失うという結果となった。それでもほぼ初ドライブの未熟さをものともせずその後は果敢に攻め、一周平均で59秒と上智大学の56秒から約3秒遅れで12周を走りきった。


▲ 大きなトラブルも無く周回を重ねるYJ-R05.

交代後のドライバーは我々KARTのエース、村田雄一。エースといっても走行経験はほとんどない初心者であるが、前日のオートクロス2位の勢いそのままに徐々にペースを上げ、平均56,7秒と一時は上智大学を上回るペースで走行。上智大学より45kgも車重の重い車両をうまく操り、多少のミスはあったものの大きなタイムロスも無く12周を走行終了。これでKARTとしては初参加から4年連続の全競技完走を達成した。

予想通り走行順が遅くなるほどコンディションが良くなりタイムが上がっていき、実力を発揮できずに残念ながら8位という結果ではあった。しかし昨年までの状況を考えると大健闘と言える結果である。今年は決して運が良かった訳じゃなくこの結果となり、来年はさらに上を目指せることを確信した。

朝一番でエンデュアランスを終了したため、KARTとしての大会は終わった。その後は来年度のことを考えて他チームのピット・車両を見学して回った。実際今まで自分たちが思いつかなかった構造だったり、トップチームと下位チームの差であったりと学ぶことは多く、我々がトップチームに食い込んでいくために重要なことをいくつも学ぶことが出来る有意義な時間となった。

一方のピットでは他大学からの見学やご来賓の方々の対応にあたり、京都大学の名に恥じないよう丁寧に応対した。また、まだ走行を控えているチームや大会側に協力できるようできるだけのことは行って、無事に3日目を終了した。