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INTERVIEW

 中澤知哉インタビュー



 リーダーの中澤さんには1回生全員でインタビューをしました。

森寛樹:担当は何ですか?
中澤智哉:フレームと溶接だな。
小川貴臣:ムードメーカーでもありますね。
中澤:いいね、それ。その辺のことよく書いといて。
小川:飲み会で女の子ナンパしてたこととか書きますよ。
:フレームに携わってどれぐらいですか?
中澤:よく覚えてないけど、KARTに入ったのが2回の4月6日で、最初はカウルやるんだけど、だいたい4月10日からフレームのほうをしてたかな。
小川:よく覚えてますやん(笑)
名和亮輔(中澤さんの師匠・フレーム):大変やったよな(笑)2世代前のフレームの前半分全部作りなおしとって、丁度そのときこいつ来て新入生なのにめっちゃこき使われてたのよな。
:フレームを自分で設計して自分で作ってるわけですね?
中澤:そうだな。フレームはすべて。
:こだわりは?
中澤:やっぱり懲りずにアルミを使ってることだな。
:なぜ?
中澤:やはり美しい。軽い。そして剛性が高い。さびないし。うちのチームはアルミの頂点を目指す。あとはトラスかな。某バイク(VTR)とかも使ってるだろ。
:某バイクメーカーもトラス大好きですね。
周囲の人たち:こんなにフレームを硬くする必要あったんですか~?もっと軽くした方が良かったんじゃないの~?
:そもそも何で剛性を高くするんですか?
中澤:設計するときにはフレームを剛体と仮定して計算するんだよ。走ってるうちにそれがずれたら気持ち悪いし、車体が曲がったたらドライバーも気持ち悪いだろ。人間なら背骨がまっすぐか曲がっているかかな。今年はリアをかっこよくした。リアを見てくれ!!トラスを見てくれ!!
:アルミの溶接ってむずかしいらしいですね。どう難しいんですか?
中澤:ん~文面では伝わらないなあ。
名和:難しいというより、鉄と違うってだけやないんかな。鉄と同じようには溶接できないわけで、鉄しか溶接したことない人がアルミ溶接したら、そら難しく感じるわ。
:どれぐらい練習したんですか?
中澤:練習としては2回の9月~2月はやってたな。
名和:もっとやったって。
中澤:アルミのスペシャリストと呼んでくれ。


:今のKARTについて。
中澤:みんなが俺のキャラを分かってくれてるってのがうれしいな。
:ところでこのインタビューも使われるかもしれないという報告書とは?
中澤:スポンサーやサポーターに今の状況を伝えて、これからもよろしくお願いしますって感じのやつだ。
鯨岡絵理(2008年度リーダー):F1とかだったらさ、車体にメーカーのステッカー貼ってればすごい宣伝になるけど、うちらが車体にステッカー貼っても大して宣伝にならないでじゃん。なのに支援してくれるのはうちらにがんばってほしいっていう気持ちがあるからでしょ。だから今これだけがんばってるんだっていうのを伝えなくちゃいけない。それを伝えるのが報告書の役割かな。
中澤:しかし、文章にすると、こう、我々の熱意を文章に落とし込めないんだ。今までの報告書は、なにか事務的でそっけない。いかにして情熱を伝えるかが課題。やたら情熱って言葉があるのは俺の趣味。今後は、スポンサーやサポーターが読みたくなるような、次の報告書まだかな~と思ってもらえるようなものを作りたい。
:それじゃあインタビューはこの辺で。あとは中澤さんの紹介しときます。
中澤:面白い面を3割、リーダーとしての面を7割で書いてくれ。このコーナーは新聞の4コマ的なものにしたい。



中澤さんはとても面白い人です。飲み会では欠かせない人物です。花見の時には鴨川に突っ込んでいってビールをシェイクしはじめ、新歓コンパのときには女性店員をナンパしていました。中澤さんの暴走がKARTの飲み会の名物になっているのでないかと思われます。
KARTの作業・話し合い中はとても忙しそうです。常にタスクを二つ以上こなしているように見えます。ミーティング中にスポンサーやサポーターの方からの電話を受け取り、臨機応変に対応。作業中も着々と加工を進めつつ、チームメイトからの質問に答え、まだ右も左もわからない我々新入生に指示を出してくれます。
ついていきます!!中澤さん!!


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