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INTERVIEW


 KARTに入りたてほやほやの新入生が、先輩にKART事、先輩自身の事、色々とインタビューをして、お互いを知ろうというこの特集。  今回のインタビュアーは、工学部物理工学科1回生、小川貴臣です。

 藤井拓磨インタビュー



 今回インタビューするのは、2回生の藤井琢磨さん、通称タクマさんです。

小川貴臣:それではまず、今年のタクマさんの担当を教えてください。
藤井拓磨(タクマ):燃料系統、エンジンの制御、それとドライバーやね。
小川:燃料系統というのは具体的にどのようなものを?
タクマ:燃料タンクと燃料ホース、オイルフィルターかな。機械製作実習をまだ受けてないんで加工はほとんど人に頼んでやってもらってるから、設計と位置決めですけど。
小川:なるほど。ところで、KARTに入った経緯というものは?
タクマ:1回生の5月に、ビラを見てかな…厳密には、僕がカートやってたのを知ってた友達がビラ見て、「こんなんあるけどどう?」って紹介してくれて知って、それで入ったみたいな…。
小川:ぜひ、(レーシング)カートをやってた時の話を聞かせてください!いつ頃からカートを始められたんですか?
タクマ:始めたのは小5で、中2までやって、競技人口は少なかったけど一応チャンピオンとって…。
小川:えっ!チャンピオンとったんですか!?
タクマ:一応ね。カートにはSLシリーズとJAFシリーズがあって、SLは入門者向けでJAFは全日本とか上のシリーズ、SLはクラスがいっぱい分かれてて、その中の1つでチャンピオン獲ったわけで。
小川:すごいですね。
タクマ:まぁ、毎年クラスごとに何人もチャンピオンが出てる中の1人だから。
小川:それでもすごいですよ。先週、琵琶湖スポーツランドのご厚意で出場させてもらったカートレースでもかなり速かったですもん。それじゃ、中2でカートをやめてからはKARTに入るまでカートには乗ってなかったんですか?(ややこしいな…)
タクマ:んー、そうなるね。
小川:それでも速いってのは驚きです。
タクマ:ああいうのは体で覚えてるもんやから。

小川:なるほど。では、カートの話はこのあたりにして、次は燃料系統について詳しく聞かせていただきます。去年は1回生でカウル班だったと思いますので、実際にパーツを担当するのは今年が初めてになるんですよね?
タクマ:そうやね。
小川:今までのところ、何か苦労したことってありますか?
タクマ:やっぱ設計かなー。燃料タンクって優先順位が低くて、今までは主要なパーツがついた後に苦労して空いてるスペースでなんとか置くようにしてたから、今年は最初からちゃんと設計して置く所も決めてたのに、いつの間にやら…。
小川:居場所が無い、と(笑)
タクマ:去年までの感覚で燃料タンクが追いやられ、追いやられ…(笑)
小川:それで大丈夫なんですか?
タクマ:一応場所は落ち着いたし、もー大丈夫でしょ。でも次のタンクで3代目になるな(笑)

小川:あらら…。えっと、じゃあ次はエンジン制御についてお願いします。
タクマ:僕がエンジン制御をやりだしたのは去年の10月の岡山走行会。6号機に乗ったのもそこが最初。塚本(翔太:2008年度サブリーダー。燃料と制御を担当していた)さんから制御のやり方を伝授してもらって、ひと通りできるようにはなってる。 自分で乗って、ちゃちゃーっと調整したり、7千回転の所が知りたいと思ったらすぐに分かるし。
小川:今までドライバーとエンジン制御の人は別だったそうですが。やはり、ドライバー自身でやったほうがいいですよね。
タクマ:そうやね。口頭でも伝わるけど、自分でやったほうが思い通りにできるし。
小川:それでは最後に、今年の意気込みをお願いします。
タクマ:意気込みはねー…燃料系統作って、思い通りにエンジンを制御して、思い通りに走らせるってことで!
小川:自信のほどは?
タクマ:自信は、ある。
     …って言うしかないでしょ、ここは(笑)
小川:ですね(笑)
     今日はお忙しいところありがとうございました!

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