9月8日
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 この日は開会式前日ですが、事前のチーム受付と前年度上位校による事前車検(技術車検のみ)が行われました。京都大学も昨年度同様、この事前車検を受けることができたので早々に現地入りしたいところです。

 技術車検は、車両がレギュレーションに規定されている安全上、設計上の要件を満たしているかを厳しく検査されるものです。これに合格しなければ、この大会の全ての動的競技に参加することができないという大変重要なものです。

 前日に至るまで問題となっていたオイル周りの対応に追われて作業に徹する事となってしまい、準備をこなしながらも、大会会場に到着したのは14時を回っていました。早速ピット設営を済ませ、来るべき技術車検に備え、各人が入念に車両をチェックします。17時、その日の車検受付時間も終了に近づく頃、ついに我々の車検が始まりました。本年度はコックピットの開口部、ドライバーのフットスペースに関するレギュレーションが追加され、懸案事項のひとつでしたが、それに関しては何ら指摘を受けることはありませんでした。しかしながら、燃料系や潤滑系などで技術的な指摘を受け、一発合格を果たすことはできませんでした。


▲ 車検に向かう

指摘された箇所の修正を施すため、また同時に翌日の静的審査への準備を行うため、宿に帰ってからの作業は深夜まで続きました。

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