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INTERVIEW

 川村誠インタビュー



 今回、私、小川がインタビューさせていただくのは、3回生の川村誠先輩です。ご多忙な合間を縫って、昼休みにインタビューをさせていただきました。

小川貴臣:今日はよろしくお願いします。ではまず、今年の担当のほうを教えてください。
川村誠:フロントアップライトと、ファイアーウォールやね。
小川:フロントアップライトというのは…?
川村:すごい説明しにくいけど、前の車輪を直接支える部分で、ナックルとハブから構成されてるんやけど…。
小川:じゃあ、今度はナックルとハブについて説明をお願いします。
川村:えぇ~っ。んーと、ハブってのは要は車軸。タイヤと一緒に回ってるわけよ。で、ナックルはそのハブを支えてるってわけ。
小川:なるほど。なんとなく理解しました。
川村:ナックルって辞書で引くと、「指の関節」ってかいてあると思うんよ。まぁ、だから、ハブを手で掴んでる感じで、ナックルにはアームがついてて、車体本体に繋がっていると。
小川:あー。イメージ湧きました。
川村:まぁ、ナックルにはステアもついてるねんけどね。『ピポサルレーサー』っていうゲームがあって、そのゲームではピポサルがこういう風に四つん這いなって↓手でハブを握ってレースしてるんよ。まぁ、そうゆう感じで…

…と、川村さんは床に四つん這いになり実演。

小川:いや、そんな実演してもらわなくて結構ですよ…(笑) えーっと、じゃあ次はファイアーウォールの説明をお願いします。
川村:車を走らせてて、もしもエンジンから火を噴いたり、冷却、オイル系統が吹いたり、燃料タンクが万が一爆発したら、ドライバーめっちゃ熱いやん?
小川:シャレになりませんね。
川村:だから、かちかち山にならないために、ドライバーとエンジンや燃料タンクとかの危険なものの間において保護しているアルミ板がファイアーウォールなわけよ。

小川:分かりました。それでは、次に、川村さんがKARTに入られたのは?
川村:早いよー(笑) 2007年の3月やったと思う。
小川:ということは?
川村:0.5回生やね。
小川:入学前ですか!
川村:そう。
小川:それは早いですね…。では、1回生のうちはカウル班で活動されてたわけですね?
川村:うん、そうやね。
小川:2回生ではどういった担当だったんですか?
川村:アームとファイアーウォールをやったなー。

小川:なるほど、では、今年のパーツのコンセプトというか、目指しているものを教えてください。
川村:フロントアップライトは、チョー軽くて、めっちゃ強い、それと、自己満足をなみなみ満たすってこと。
小川:自己満足というのはどういう…?
川村:肉抜きとピボット片持ちってとこかな。
小川:ピボットって?
川村:アームとの結合部分。そこが両持ちから片持ちになることで、「Easy Making」が実現される、と。

小川:こだわってますねー。では、ファイアーウォールは?
川村:今までファイアーウォールって、結局最後の最後に手のあいた人が作る流れやったてんけど、それやとやっぱり目につくんよ。それを綺麗に、キッチリと作ってはめることやね。
小川:大きな進歩ですね。
川村:やっぱり、ボロボロの薄汚れた格好した人より、ピシッとスーツ着たガードマンのほうが頼りがいがあるやん?(笑)
小川:確かにそうですね(笑)では最後に、今年の意気込みを聞かせてください。
川村:今年はドライバーもやるから、ちゃんと走って、いい結果出して、「車がいいからなんだよ!!」って言ってみたいね(笑)
小川:いいですね~(笑)
    それでは、今日はお忙しい中ありがとうございました。

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